【Flutter入門】MacにFlutterをインストールする方法

MacにFlutterのインストールと、iOS・Androidのスマホアプリの開発環境を構築する方法について記載します。

1. Flutterのインストール

公式サイトから、Flutter SDKをダウンロードします。
公式サイト：https://docs.flutter.dev/get-started/install

macOS を選択します。

使用するMacのプロセッサーに合わせて、SDKをダウンロードします。

ダウンロードしたzipファイルを任意のフォルダに解凍します。
今回は、developmentフォルダに解凍しました。

ターミナルを使用して、Flutter SDK にパスを通します。
次のコマンドは、ターミナルで Flutter SDK を解凍したフォルダに移動して実行します。
developmentフォルダに解凍した場合は、developmentフォルダに移動してからコマンドを実行します。

export PATH="$PATH:`pwd`/flutter/bin"

1	export PATH="$PATH:`pwd`/flutter/bin"

パスを通したら、試しに Flutter のバージョンを確認します。
バージョンが表示されたらインストール完了です。

flutter --version

1	flutter --version

また、次のコマンドを実行すると、現在の Flutter の情報を出力できます。

flutter doctor

1	flutter doctor

例えば、次のような表示があると、Androidの開発環境が準備できていないことが分かります。

Mac App Store から Xcode をインストールします。

次にターミナルで以下のコマンドを実行します。

sudo xcode-select --switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer

1	sudo xcode-select --switch /Applications/Xcode.app/Contents/Developer

sudo xcodebuild -runFirstLaunch

1	sudo xcodebuild -runFirstLaunch

sudo gem install cocoapods

1	sudo gem install cocoapods

コマンドの実行が完了したら、最後に flutter doctor コマンドを実行して、Xcode にチェックが付いていることを確認します。

flutter doctor

1	flutter doctor

以下の公式サイトから、Android Studio をダウンロード・インストールします。
https://developer.android.com/studio

インストール後、flutter doctor コマンドを実行します

flutter doctor

1	flutter doctor

Android Studio をインストールしたので、Android Studio にチェックが付いています。
Android toolchain は、バツのままなので、次の設定を行います。

Android Studio を起動して、初期設定を実行後に、Preferences を選択します。

検索窓に、Android SDK と入力するか、サイドメニューから、Appearance & Behavior > System Settings > Android SDK を選択します。

次に、SDK Tools タブを選択し、Android SDK Command-line Tools(latest) にチェックを入れ、OKボタンをクリックします。

flutter doctor コマンドを実行して、状態を確かめます。

flutter doctor

1	flutter doctor

ライセンスに同意していないためエラーになっています。
メッセージに表示されているように、次のコマンドを実行します。

flutter doctor --android-licenses

1	flutter doctor --android-licenses

最後に、flutter doctor コマンドを実行して、状態を確かめます。

flutter doctor

1	flutter doctor

Android toolchain もチェックが付いていることが確認できます。
これで環境構築は完了になります。