WordPress | 特定カテゴリの投稿を3カラムレイアウトにする

普段は2カラムレイアウトだけど、特定のカテゴリは3カラムレイアウトにしたい
という場合の備忘録です。

今回実装する方法では、固定ページを使用して3カラム目を追加します。

次の方法はSimplicity2のテーマに行いました。編集自体は子テーマに行います。

概要

大まかな手順

  1. 固定ページに3カラム目の内容を記載(非公開)
  2. header.php に、”あるカテゴリ”の場合は、”固定ページの内容を3カラム目として追加”と指定します。
    ※ header.php はSimplicity2テーマのものをコピーして使用します。

ファイルの構成

使用するファイル・固定ページは、以下の4つになります。

・固定ページ(新規作成)
・left-sidemenu.php(新規作成)
・left-sidemenu.css(新規作成)
・header.php(Simplicity2のテーマからコピーして使用)

それぞれの関連は、次のようになります。

固定ページ(新規作成)
3カラム目に追加する内容(HTML)を定義します。

left-sidemenu.php(新規作成)
固定ページの内容を取得するために使用します。

left-sidemenu.css(新規作成)
3カラム構成にした際の、CSSを定義します。
例えば、「サイドメニュー自体のスタイル」や、3カラムにすることによりページの横幅が増えるので、「ページ全体のレイアウトの調整」などに使用します。

header.php(Simplicity2のテーマからコピーして使用)
特定のカテゴリの場合に、left-sidemenu.php と left-sidemenu.css を読み込む処理を追加します。

詳細

1.固定ページの作成

固定ページは、ステータスを「非公開」として保存します。
例えば、メニューリンクを3カラム目として追加する場合は、以下のようにします。

2.left-sidemenu.php の作成

固定ページの内容を取得します。

3.left-sidemenu.css の作成

3カラム目のスタイルや、3カラムに合わせた全体のスタイルの定義を行います。

4.header.php(Simplicity2のテーマからコピーして使用)

あるカテゴリの場合に、left-sidemenu.php と left-sidemenu.css を読み込むようにします。

まず、left-sidemenu.css については、</head>タグ 直前に読み込む処理を追加します。

続いて、left-sidemenu.php を読み込む処理を追加します。
header.php の下部には、もともと次のようなコードがあります。

ここに少々手を加えて次のようにします。

※元々のコードの記載にあるように、「before-main.php」を直接編集して、3カラム構成にすることもできます。今回はカテゴリ別に分かりやすいように、「left-sidemenu.php」を作成して3カラム構成にしています。

5.サーバーに資材をアップロード

ここまで編集を行ったファイルを、子テーマフォルダ(simplicity2-child)にアップロードします。
これで、3カラムレイアウトが適用されます。

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