目次
DataElement.maxBytesToDisplay
1.概要
データ長が大きいDataElementの場合、そのままの値を出力するか、’Array of XXXX bytes’のように簡略化した値を出力するかの閾値(Byte)を指定できます。
デフォルトは、16Byteです。
また、maxBytesToDisplay で設定した条件は、repval を 使用した場合に適用されます。
value を使用して値を取得した場合は、この条件は適用されずそのままの値が出力されます。
repvalを使用 かつ VRが次の場合のみ、maxBytesToDisplay で指定した条件が適用されます。
‘OB’, ‘OW’, ‘OW/OB’, ‘OW or OB’, ‘OB or OW’, ‘US or SS or OW’, ‘US or SS’
2.引数
なし
設定値(デフォルト16Byte)を変更する場合は、次のようにします。
※32Byteに設定
1 |
ds[0x7fe00010].maxBytesToDisplay=32 |
3.戻り値
型:int
設定されている値を取得できます。
4.使用例
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
import pydicom from pydicom.data import get_testdata_files filename = get_testdata_files('MR_small.dcm')[0] ds = pydicom.dcmread(filename) # Pixel Data(0x7fe00010) ds[0x7fe00010].repval # return 'Array of 8192 bytes' # maxBytesToDisplay を 8192 に変更 ds[0x7fe00010].maxBytesToDisplay=8192 ds[0x7fe00010].repval # return ''b\'\\x89\\x03\\xfb\\x03\\xcb\\x04\・・・' |