【SQLite入門】CSVデータをインポートする

1. CSVデータのインポート手順

Windowsはコマンドライン、MacはターミナルからSQLiteに接続して次のコマンドを実行します。

コマンド

.mode csv
.import CSVファイルのパス テーブル名

.mode csv
値の区切りをカンマに変更します。

.import CSVファイルのパス テーブル名
インポートを実行します。

実行例

productテーブルにデータをインポートします。

productテーブルの内容

インポートするCSVデータ(import_data.csv)

インポートを実行

インポート結果を確認

CSVファイルのデータが productテーブルにインポートされていることが分かりました。

2. インポートの注意事項

SQLiteでは、インポート先のテーブルが存在しない場合、エラーにならず正常終了します。

インポート先のテーブルが存在しない場合、次の動作となります。

・インポートデータの1行目 を列データとみなして、自動的にテーブルを作成します。

・テーブルには2行目以降のデータが登録されます。

ためしに、productテーブルを作成しないで、先ほどのCSVデータをインポートした結果は次のようになります。

select すると、1行目のデータが登録されていないことが分かります。

select 結果に列を表示してみると

1行目のデータが列名として使用されていることが分かります。

インポート先のテーブルが存在しなくても、エラーにならず正常終了してしまうため、インポート前にテーブルが存在するか確認することをオススメします。

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