Kotlinで文字列を数値型に変換する方法について記載します。
目次
文字列を数値型に変換する関数
主な変換関数は以下になります。
OrNull が付いている関数では、変換に失敗した場合に例外ではなく null が返されます。
整数に変換
・toInt
・toIntOrNull
・toLong
・toLongOrNull
実行例
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var str1 = "10" str1.toInt(); // 10 に変換される var str2 = "10.1" str2.toIntOrNull() // 整数に変換できないため、null が返される str2.toIntOrNull() ?:0 // 整数に変換できない場合、0 が返される |
小数に変換
・toDouble
・toDoubleOrNull
・toFloat
・toFloatOrNull
実行例
1 2 3 4 5 6 7 |
var str1 = "10.1" str1.toDouble() // 10.1 に変換される var str2 = "a" str2.toDoubleOrNull() // 数値に変換できないため、null が返される str2.toDoubleOrNull() ?:0 // 数値に変換できない場合、0 が返される |