【Java入門】列挙型(Enum)について

Javaの列挙型(Enum)について記載します。

列挙型

列挙型は特定の値をまとめて管理したい場合などに使用します。

また、定義した値は定数として扱われます。( public static final )

1. 定義場所

クラス定義の中や、列挙型として単独のクラスとして定義することが出来ます。

クラス定義の中に定義する方法( Main.java )

単独のクラスとして定義する方法( Fruits.java )

2. 単純な列挙型

列挙型へのアクセスは、列挙型名.値 というようにします。

newによるインスタンス化は出来ません。

次の例では、Fruits という列挙型の中に、値(apple, orange, banana)を定義した例です。

Fruits.java

Main.java

3. 複雑な列挙型

列挙型には、独自のコンストラクタ・メソッド・変数を定義することが出来ます。

次の例では、果物の名前、値段を管理します。

Main.java

4. 列挙型で実装されているメソッド

name()
値の名前を返します。

values()
全ての値を配列で返します。

valueOf( String name )
指定した名前を持つ値を返します。

ordinal()
宣言された位置を返します。
列挙型はComparableインタフェースを実装しているため、各値は定義した順番で管理されます。

実行例

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