【Java入門】フォルダを作成する方法

Javaでフォルダを作成する方法について記載します。

フォルダを作成する方法

フォルダを作成するメソッドは、Fileクラス・Filesクラスから提供されています。
それぞれのクラスに次の特徴があります。

File、Filesクラスの特徴

File
フォルダの作成に失敗した場合、失敗した原因は返されません。

Files
フォルダの作成に失敗した場合、例外が発生し、例外から失敗した原因が分かります。

フォルダを作成するメソッド一覧

No クラス メソッド 戻り値 特徴
1 File mkdir boolean 戻り値:true(成功)、false(失敗)

親フォルダが存在しない、すでに同名のフォルダ・ファイルが存在する場合、作成に失敗します。

2 File mkdirs boolean 戻り値:true(成功)、false(失敗)

親フォルダが存在しない場合、親フォルダも作成します。

すでに同名のフォルダ・ファイルが存在する場合、作成に失敗します。

3 Files createDirectory Path フォルダ作成に失敗した場合、例外が返ります。
例外からどのような理由で失敗したか分かります。

例えば次の例外が返ります。

java.nio.file.NoSuchFileException
親フォルダが存在しない。

java.nio.file.FileAlreadyExistsException:
同名のフォルダ・ファイルが存在する。

4 Files createDirectories Path フォルダ作成に失敗した場合、例外が返ります。
例外からどのような理由で失敗したか分かります。

親フォルダが存在しない場合、親フォルダも含めて作成します。

個人的には、作成に失敗した理由が分かる、Filesクラスのメソッドの使用をオススメします。

1. Fileクラスのmkdirメソッド

フォルダ( /Users/dir )の作成を行います。

実行例

2. Fileクラスのmkdirsメソッド

フォルダ( /Users/dir/sub/subsub )の作成を行います。
Usersフォルダのみ存在する場合、存在しない親フォルダ(dir、sub)は自動的に作成されます。

実行例

3. FilesクラスのcreateDirectoryメソッド

フォルダ( /Users/dir )の作成を行います。

実行例

4. FilesクラスのcreateDirectoriesメソッド

フォルダ( /Users/dir/sub/subsub )の作成を行います。
Usersフォルダのみ存在する場合、存在しない親フォルダ(dir、sub)は自動的に作成されます。

実行例

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