Kotlin入門|条件文( if/else、when)

Kotlinの条件文 if/else・when の文法について記載します。

1. if/else

if/else(比較演算子を使用)

例)変数scoreの値によって分岐

if/else(inキーワード使用)

範囲指定する場合は、inキーワードを使用することで明示的に範囲を指定することができます。

先ほどの例を、inキーワードを使用すると次のようになります。

else if で score の範囲を80 〜 99 と指定しています。

変数名 in 開始 .. 終了

このように指定すると明示的に範囲を指定できるので、ソースが見やすくなる、 バグを減らせる可能性もあります。

if/else(結果の代入)

先ほどまでの例では、条件によってprintlnで結果を表示していましたが、次のように一致した値を変数に代入することもできます。

例)条件に一致した値を変数 result に代入する

比較演算子の一覧

if / else で使用できる比較演算子の一覧です。

演算子 評価条件
== 左辺と右辺の値が等しい
!= 左辺と右辺の値が異なる
< 左辺の値が右辺より小さい
<= 左辺の値が右辺以下
> 左辺の値が右辺より大きい
>= 左辺の値が右辺以上
=== 左辺と右辺のインスタンスの参照が等しい
!== 左辺と右辺のインスタンスの参照が異なる

2. when

if / else と同じように when を使用すると条件分岐することができます。

if /else の例をwhenで書き換えると次のようになります。

評価したい変数を指定して、アロー演算子(->)の左辺に条件、右辺に条件に一致した場合の処理を指定します。

また、if / else と同様に結果を代入することもできます。

if / else と when のどちらを使用すればいいかは、好みの部分もあるので厳密に決まりはありません。

ただ、when の方がコードがスッキリするので、複数条件がある場合は、when の方がコードが見やすくなると思います。

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