【Swift】Realmのインストールでエラーが発生した場合の対処法

Realmの公式サイト を参照して、CocoaPods をインストールしたところ以下のエラーが発生しました。

Building native extensions. This could take a while…
ERROR:  Error installing cocoapods:
ERROR: Failed to build gem native extension.

検索すると stack overflow にて Homebrew(パッケージ管理システム)からインストールすると成功するという記述がありました。

どうやら依存関係でエラーになっているようです。

以下では、Homebrewを使用して、CocoaPods をインストールしてから、Realmをインストールする手順について記載します。

1. Homebrew から CocoaPods をインストールする方法

1-1. Homebrewのインストール

インストールコマンドは、Homebrewのサイトに記載されてします。

ターミナルを起動して、インストールコマンドを実行します

インストールが完了したら次のコマンドを実行します。

次のように表示されれば brew を使用することができます。

Your system is ready to brew.

1-2. CocoaPodsのインストール

ターミナルから次のコマンドを実行してインストールします。

2. Realmのインストール

2-1. CocoaPods に Realm の最新バージョンを認識させる

ターミナルから次のコマンドを実行します。

2-2. Profileの作成

ターミナルを開き、Realmを使用する Xcodeのプロジェクト直下に移動します。

次のコマンドを実行します。

成功するとフォルダ内に、”Podfile” というファイルが作成されます。

“Podfile” を開いて、次の文字列を追加します。

追加後の、”Podfile” の内容は以下となります。

ターミナルから、次のコマンドを実行してインストールします。

これで、Realmを使用できるようになりました。

次回からXcodeのプロジェクトを開く場合は、CocoaPods で作成された拡張子が “.xcworkspace” のファイルを開いて作業します。

3. その他

3-1. エラー(No such module ‘RealmSwift’)が発生する場合

Xcodeで Realm をインポート(import RealmSwift)した際に、次のエラーが発生した場合の対処法について記載します。

No such module ‘RealmSwift’

Xcode の Product > Scheme > New Scheme を選択します。

Target は、Pods-プロジェクト名 を選択します。

Name は、RealmSwift と入力します。

OK ボタンを押して、再度プロジェクトをビルドするとエラーが解消されます。

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