【JavaFX】ツリービューを作成・イベントを登録する方法(TreeView)

JavaFXでツリービューを作成・イベントを登録する方法について記載します。

ツリービューを作成・イベントを登録する方法

ツリービューを作成するには、TreeViewクラスTreeItemクラス を組み合わせて使用します。

TreeViewクラス:TreeViewを管理するクラス
TreeItemクラス:TreeViewに表示する1つ1つのアイテムを表すクラス

手順としては次のような流れになります。
① TreeViewに表示するアイテムをTreeItemとして作成します。
② ①で作成したTreeItemをTreeViewに加えます。

1. 基本的なツリービューの作成

次の例では、3階層のTreeViewを作成します。

実行例

2. リストを開いた状態で表示する

先ほどの例では、起動時にリストは閉じていました。
TreeItemクラスsetExpandedメソッドを使用すると起動時からリストを展開した状態で表示することが出来ます。

構文

treeitem.setExpanded(true);
※ 引数に true を指定すると展開した状態になります。

次の例では、サブ1のすべてのアイテムを展開した状態で表示します。

実行例

3. ツリービューにイベントを登録する

イベントの登録には、TreeViewクラスsetOnMouseClickedメソッドを使用します。

次の例では、ツリービューにイベントを登録して、選択されたアイテム名を画面下部のラベルに表示します。

実行例

4. 複数のアイテムを選択可能にする

ツリービューの複数アイテムを選択可能にするには、setSelectionModeメソッドで、SelectionMode.MULTIPLE を指定します。

次の例では、複数選択したアイテム名を画面下部のラベルに表示します。

実行例

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