JavaScriptのLocationオブジェクトを使用して、ページ遷移の履歴を残さない方法について記載します。
履歴を残さないことで、ブラウザの戻る/進むボタンで該当ページに移動することができないようにすることができます。
目次
Locationのreplaceメソッドを使う
履歴を残さずにページ遷移するには、Locationオブジェクトのreplaceメソッドを使用します。
また、履歴を残して遷移するには、Locationオブジェクトのhrefプロパティを使用します。
履歴を残して遷移(Location.href)
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location.href='遷移先のurl'; |
履歴を残さないで遷移(Location.replace)
1 |
location.replace('遷移先のurl'); |
そもそも何故履歴が残るのか?
ページ遷移の履歴は、Historyオブジェクトによって管理されています。
JavaScriptからブラウザの戻る/進むの動作を行いたい場合は、Historyオブジェクトのbackやforwardメソッドを使用して実装することができます。
なので、ページ遷移の際にHistoryオブジェクトに保存しなければ履歴が残りません。
先ほどのLocation.replaceメソッドは、Historyオブジェクトに履歴を保存しないメソッドなのです。
まとめ
ページ遷移の履歴を残さない方法について記載ました。
特に難しい処理はなく、Location.replaceメソッド使用するだけなので簡単に実装することができます。