前回(Leaflet入門5)の方法では、ブラウザでマップを表示した際に、現在地情報を取得しました。
今回は、よくある「現在地を取得」のようなボタンが押された際に、位置情報を取得してみたいと思います。
Demoはこちらです。
目次
1.全体のコード
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<!DOCTYPE html> <html> <head> <title>Leaflet Demo6</title> <meta charset="utf-8"> <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0"> <link rel="stylesheet" href="https://unpkg.com/leaflet@1.3.1/dist/leaflet.css" integrity="sha512-Rksm5RenBEKSKFjgI3a41vrjkw4EVPlJ3+OiI65vTjIdo9brlAacEuKOiQ5OFh7cOI1bkDwLqdLw3Zg0cRJAAQ==" crossorigin=""> <script src="https://unpkg.com/leaflet@1.3.1/dist/leaflet.js" integrity="sha512-/Nsx9X4HebavoBvEBuyp3I7od5tA0UzAxs+j83KgC8PU0kgB4XiK4Lfe4y4cgBtaRJQEIFCW+oC506aPT2L1zw==" crossorigin=""></script> <style type="text/css"> <!-- #mapid { height: 400px; width: 600px} #btnCurLocation { height:50px; width: 150px;} --> </style> </head> <body> <div id="mapid"></div> <button id="btnCurLocation" onClick="setCurLocation()">現在地を表示</button> <script> var mymap = L.map('mapid').setView([35.7102, 139.8132], 15); L.tileLayer('https://{s}.tile.openstreetmap.org/{z}/{x}/{y}.png', { maxZoom: 18, attribution: 'Map data © <a href="http://openstreetmap.org">OpenStreetMap</a> contributors, ' }).addTo(mymap); function setCurLocation(){ if (navigator.geolocation == false){ alert('現在地を取得できませんでした。'); return; } function success(e) { var lat = e.coords.latitude; var lng = e.coords.longitude; mymap.setView([lat, lng], 15); L.marker([lat,lng]).addTo(mymap).bindPopup('現在地').openPopup(); }; function error() { alert('現在地を取得できませんでした。'); }; navigator.geolocation.getCurrentPosition(success, error); } </script> </body> </html> |
2.解説
地図を描画するまでの解説は、leaflet入門1に記載しています。
2−1.Geolocation
前回は、leafletの「locate」を使用しましたが、今回はGeolocation API により現在地を取得します。
Geolocation APIの使用方法ですが、前回の「locate」と同じように
位置情報の取得が成功した場合(success)、失敗した場合(error)の処理をそれぞれ指定します。
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function success(e) { var lat = e.coords.latitude; var lng = e.coords.longitude; mymap.setView([lat, lng], 15); L.marker([lat,lng]).addTo(mymap).bindPopup('現在地').openPopup(); }; function error() { alert('現在地を取得できませんでした。'); }; |
successでは、取得した現在地を使用して、現在地にマーカーを設定しています。
・setViewで地図を現在地に移動
・L.markerでマーカーを設定
という流れです。
errorでは、アラートメッセージを表示しています。
2−2.getCurrentPosition
この関数で(navigator.geolocation.getCurrentPosition )、現在地の取得を行います。
現在地の取得は、非同期で行われ取得後の処理は、コールバック関数(ここでは、success関数 もしくは error関数)が呼び出されます。
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navigator.geolocation.getCurrentPosition(success, error); |
次回は、現在地のアイコンをGoogle Map風に変更したいと思います。
コメント
[…] 地図を表示します。ElmとのインターフェースであるPortを使います。JavaScriptコードにつきましては以下のサイトを参考にさせていただきました。 leaflet入門6|地図に現在地を表示する2 […]
[…] 地図を表示します。ElmとのインターフェースであるPortを使います。JavaScriptコードにつきましては以下のサイトを参考にさせていただきました。 leaflet入門6|地図に現在地を表示する2 […]