【Swift】指定した文字列を削除する方法（remove、removeAll）

Swiftで指定した文字列を削除する方法について記載します。

文字列を削除する方法

remove メソッド
文字列の中から １文字のみ削除 する場合に使用します。

removeAll メソッド
文字列の中から 一致する全ての文字を削除 する場合に使用します。

１文字のみ削除する方法（ remove ）

最初にヒットした文字のみ削除

次の例では、文字列 abcabc を検索し、最初にヒットした c を削除します。

var str1 = "abcabc"

// 文字 "C" が存在する場合に削除
if let i = str1.firstIndex(of: "c") {
    str1.remove(at: i)
}

print(str1) // ababc

var str1 = "abcabc"

// 文字 "C" が存在する場合に削除

if let i = str1.firstIndex(of: "c") {

str1.remove(at: i)

}

print(str1) // ababc

インデックスを指定して削除（先頭から指定）

次の例では、文字列の先頭からインデックスを指定して、文字を削除します。

var str2 = "abcde"

// 削除するインデックスを生成
let delIdx2 = str2.index(str2.startIndex, offsetBy: 1) // 先頭からのインデックスを指定

// 文字列から指定したインデックスを削除
str2.remove(at: delIdx2)
print(str2) // acde

var str2 = "abcde"

// 削除するインデックスを生成

let delIdx2 = str2.index(str2.startIndex, offsetBy: 1) // 先頭からのインデックスを指定

// 文字列から指定したインデックスを削除

str2.remove(at: delIdx2)

print(str2) // acde

インデックスを指定して削除（末尾から指定）

次の例では、文字列の末尾からインデックスを指定して、文字を削除します。

var str3 = "abcde"

// 削除するインデックスを生成
let delIdx3 = str3.index(str3.endIndex, offsetBy: -1) // 末尾からのインデックスを指定

// 文字列から指定したインデックスを削除
str3.remove(at: delIdx3)
print(str3) // abcd

var str3 = "abcde"

// 削除するインデックスを生成

let delIdx3 = str3.index(str3.endIndex, offsetBy: -1) // 末尾からのインデックスを指定

// 文字列から指定したインデックスを削除

str3.remove(at: delIdx3)

print(str3) // abcd

一致する全ての文字を削除する方法（ removeAll ）

指定した文字を全て削除

次の例では、文字列から文字 “c” を削除します。

var str4 = "abcabc"

let del4: Set<Character> = ["c"] // 削除する文字を指定

// 文字列から "c" を削除 
str4.removeAll(where: { del4.contains($0) })

print(str4) //abab

var str4 = "abcabc"

let del4: Set<Character> = ["c"] // 削除する文字を指定

// 文字列から "c" を削除

str4.removeAll(where: { del4.contains($0) })

print(str4) //abab

上記のように、削除する文字は Set で指定します。

なので、次のように一度に複数の文字を指定することができます。

var str5 = "abcabc"

let del5: Set<Character> = ["a","c"] // a と c を削除

// 文字列から "a" と "c" を削除
str5.removeAll(where: { del5.contains($0) })

print(str5) //bb