Leaflet入門|地図に現在地ボタンを追加する(Locate)

Leafletのプラグイン「Leaflet.Locate」を使うと、地図に現在地ボタンを表示することができます。
現在地ボタンをクリックすると、現在地にマーカーが表示されます。

実装すると以下のようになります。

 このボタンをクリックすると現在地を取得し、地図に現在地マーカーを表示します。

Demoを表示

1.全体のコード

2.解説

地図を描画するまでの解説は、leaflet入門1に記載しています。

2−1.ファイルの配置

Leaflet.Locate の本体は GitHubからダウンロードできます。

GitHub-Leaflet.Locate

GitHubから取得したcss・jsファイルを以下のように配置します。

index.html
css/L.Control.Locate.min.css
Css/L.Control.Locate.min.css.map
js/L.Control.Locate.min.js
js/L.Control.Locate.min.js.map

2−2.プラグインの読み込み

2-1で配置した css・jsファイルを読み込みます。
また、現在地ボタン用のアイコンに Font Awesome のアイコンを使用するため、Font Awesome も読み込みます。

2−3.Locateの設定

L.control.locateオブジェクトを、L.mapオブジェクトに追加します。
また、オプションも設定することができます。

position
現在地ボタンの表示場所を指定します。

strings title
現在地ボタンに表示するツールチップのメッセージを指定します。

strings popup
現在地マーカーをクリックした際に表示するメッセージを指定します。

locateOptions maxZoom
現在地を表示する際のズームレベルを指定します。

※ その他のオプションは、GitHubに記載されています。

2−4.マップ表示時に現在地マーカーを表示する

全体のコードでは、コメントアウトしていますが

lc.start(); を使用すると、画面表示時に現在地マーカーを表示することができます。

これで、Leaflet.Locate を使って現在地マーカーを表示することができました。

3.その他のおすすめプラグイン

その他の位置情報を利用するおすすめプラグインは、こちらに記載しています。
Leaflet入門|おすすめプラグイン(位置情報の利用)

すべてのおすすめプラグインは、こちらに記載しています。
Leaflet入門|おすすめプラグイン 

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